<< 死体はヨガのポーズ/ダイアナ・キリアン、仁木めぐみ訳 | main | 元気でいてよ、R2−D2。/北村薫 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
特捜部Q −檻の中の女ー/ユッシ・エーズラ・オールスン、吉田奈保子訳
捜査への情熱をすっかり失っていたコペンハーゲン警察のはみ出し刑事カール・マークは新設部署の統率を命じられた。
とはいってもオフィスは窓もない地下室、部下はシリア系の変人アサドの一人だけだったが。
未解決の重大事件を専門に扱う「特捜部Q」は、こうして誕生した。
まずは自殺と片付けられていた女性議員失踪事件の再調査に着手したが、次々と驚きの新事実が明らかに!
デンマーク発の警察小説シリーズ第一弾!


特捜部Qシリーズ第1弾。

銃撃事件から復帰してきた刑事カール・マークは能力は高いものの、その嫌味な言動で周囲から疎まれていた。
そのため未解決事件を専門に扱う新設部署「特捜部Q」に異動になってしまう。
実質的には左遷、しかもその部署を作ることで新たにおりた予算は刑事部が独り占めという状態だったが、事件で仲間を失い無気力になっていたカールは、窓際部署なのを良いことに年金生活に入るまでの二十年間、のんびり過ごすことを決める。
ところが、どこからかやってきたシリア系の部下アサドとのやりとりから、未解決だった国会議員の失踪事件を捜査することに……というストーリーです。

面白いとはあちこちで耳にしていたのですが、期待した通りの面白さでした。
面白いとあまり詳しい感想が書けなくなってしまうのですが(ネタバレしたくない)これもそんな感じ。
2007年現在と、議員が失踪した当時が交互に描かれ、徐々に謎に迫っていく、もしくは絶体絶命の状況に陥っていくという形式です。
現在と過去が行き来する小説ってうっかりすると面倒くさくなってしまうのですが、どちらにも引き込まれてしまえば、現在で収束する時の満足感はたまらないですよね。
さらに、登場人物たちが良い。
くたびれた中年刑事の主人公は嫌味っぽい奴なんですが、仕事は熱心だし有能。
部下のアサドは、かなり得体が知れなくて魅力的。
シリーズを追いかけたくなってしまいました。


JUGEMテーマ:読書

| [海外作家:K〜O]ユッシ・エーズラ・オールセン | 00:23 | comments(0) | - |
スポンサーサイト
| - | 00:23 | - | - |
コメント
コメントする