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中庭の出来事/恩田陸
瀟洒なホテルの中庭で、気鋭の脚本家が謎の死を遂げた。
容疑は、パーティ会場で発表予定だった『告白』の主演女優候補三人に掛かる。
警察は女優三人に脚本家の変死をめぐる一人芝居『告白』を演じさせようとする――という設定の戯曲『中庭の出来事』を執筆中の劇作家がいて……。
虚と実、内と外がめまぐるしく反転する眩惑の迷宮。
芝居とミステリが見事に融合した山本周五郎賞受賞作。


隠れ家的なホテルのカフェ・レストランとなっている中庭で、売れっ子脚本家が毒殺される。
犯人は三人の女優なのか。
それとも、それは脚本の中の出来事なのか。
芝居と現実が、何が入れ子なのか、わからないまま進む……というストーリーです。

これは好みが別れるのではないかと思いましたが、私としては、ガッカリすることの多い著者の作品の中ではかなり好きな作品となってしまいました。
美しいです。
著者の曖昧で含みのある展開や文章の癖を逆手にとって、どこまでが現実なのか、どれが芝居(脚本)の中の出来事なのか、わからないまま進むのがはまっていたかと。
最後まで飽きずに読めました。


JUGEMテーマ:読書
| [国内作家:あ行]恩田陸 | 12:24 | comments(0) | - |
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