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ジェネラル・ルージュの伝説/海堂尊
『ジェネラル・ルージュの凱旋』で屈指の人気を誇る救命救急センター部長、速水の短編三部作が登場!
単行本に収録されたジェネラルの原点「ジェネラル・ルージュの伝説」に、新たに書き下ろした「疾風」とその後の物語「残照」を収録。
さらに、文庫用に大幅加筆したエッセイや、自作解説で、創作の秘密を惜しみなく明かします。
巻末には全作品を網羅した年表&登場人物リスト330&用語解説辞典付き!


田口&白鳥コンビ、番外編。

小説は
「伝説――1991」「疾風――2006」「残照――2007」
の3編を収録。
他に
「海堂尊物語」「自作解説」「桜宮市年表」「登場人物リスト330」「用語辞典」「医療用語辞典」
がくっついてきて、著者の作品をこのシリーズだけでなく読んでいる方には、その世界観のつながりはよくわかるものとなっています。

これは完全にファンブックです。
デビュー作以上のものが見当たらなくて、でも切るには何となく惜しくってダラダラ買い続けている私のような不真面目な読者でも面白かったり、へーそうなんだ、なんて思うところもありましたので、著者のあるいはバチスタ以降のシリーズファンにはおすすめの、よく出来ている一冊です。
イラッとさせられる文章はありましたが、ケラケラと笑ってしまえるような箇所もあり、著者のサービス精神の高さが窺えました。
ただ、そうであるがために、著者が嫌いな方にはおすすめしません。
(そもそも買おうとは思わないでしょうが)

小説は、速水の伝説となっている過去と、『ジェネラル・ルージュの凱旋』の別視点、それに『凱旋』後の救命救急センターを描いたものになっていて、最後の「残照――2007」が一番好きでした。
『凱旋』で実は一番気になったのが、速水の部下である佐藤でしたから。
救命救急の現場はもっとシビアなのでしょうが、明るくあくまでもエンタテイメントに徹して自分の主張を載せているところは相変わらずです。


JUGEMテーマ:読書
| [国内作家:か行]海堂尊 | 00:07 | comments(0) | - |
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