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秋期限定栗きんとん事件/米澤穂信
あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。
学校中を二人で巡った文化祭。
夜風がちょっと寒かったクリスマス。
お正月には揃って初詣。
ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。
――それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい……シリーズ第三弾。


小市民シリーズ第3弾。

夏の事件で袂を分かつこととなった小鳩と小山内。
小鳩にはごくごく普通の彼女が出来、ごくごく普通ではいられない思考と折り合いをつけながらお付き合いをしていたし、小山内にも彼氏が出来る。
しかしその小山内の彼氏が、頻発する放火事件を校内新聞で追いかけることになったことからおかしな話に……というストーリーです。

「小市民シリーズ第3弾」と書いておきながら、どうも私は第1弾も第2弾も感想を書いていないようです。
1作目はお気に入りでしたが、2作目はあまり好みではなかったので、これもあまり期待せずに購入しました。
その通り、上巻にはうんざりさせられた部分もあったのですが、それを我慢して下巻に至ると、まあ甘酸っぱいこともあるものです。
(知人に貸して感想を聞いたところ、同じことを言っておりました)
事件が添え物扱いなのが良い。
オチも好きです。
日常の謎を扱ったシリーズなので物語の派手さには欠けますし、犯人がバレバレでミステリとしてもやや弱いかなと思います。
上下巻に分ける必要があったのかとも思います。
ですが、綺麗な展開でした。


上下巻完結
秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)
米澤 穂信


JUGEMテーマ:読書
| [国内作家:や行]米澤穂信 | 21:57 | comments(2) | - |
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コメント
こんにちは。

 >上下巻に分ける必要があったのかとも思います。

上下巻を並べると一枚の絵になる、
というのをやりたかったのかもしれませんね。
それとも、1冊本にすると「春」「夏」と並べたときに
「秋」が厚すぎてバランスが悪いとか。
| 木曽のあばら屋 | 2009/04/04 7:17 AM |
>木曽のあばら屋様

こんにちは。
お久しぶりです!
(私が自分のブログを見るのも「久しぶり」で、コメント遅くなりすみません……)

>上下巻を並べると一枚の絵になる
私は最近、買ってすぐに書店のカバーをかけて並べてしまうので表紙が一枚の絵になるのに気がついていませんでした(汗)
並べてみて、小山内さんが後ろなのになるほどと思いました。
| likesdislikes | 2009/04/26 4:19 PM |
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