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魔術師/ジェフリー・ディーヴァー、池田真紀子訳
評価:
ジェフリー ディーヴァー
文藝春秋
¥ 840
(2008-10-10)
ニューヨークの音楽学校で殺人事件が発生、犯人は人質を取ってホールに立てこもる。
警官隊が出入り口を封鎖するなか、ホールから銃声が。
しかし、ドアを破って踏み込むと、犯人も人質も消えていた……。
ライムとサックスは、犯人にマジックの修業経験があることを察知して、イリュージョニスト見習いの女性に協力を要請する。


リンカーン・ライムシリーズ第5弾。

音楽学校の警備員から悲鳴が聞こえたとの通報を受けたパトロール警官二名はホールで犯人と対峙したはずだった。
しかしその姿は封鎖したはずの室内から忽然と消え失せる。
この不可解な事件にあたることとなったリンカーン・ライムとアメリアは、犯人がマジックに詳しいとみて調査に乗り出すが……というストーリーです。

10月に発売されたのをすっかり忘れていて、書店を探しまわりました、リンカーン・ライムシリーズ第5弾です。
相変わらずのジェットコースター・ストーリーでした。
そして今回は協力を要請される、若きマジシャン・カーラの存在が見事。
詳しく書けないのが残念でなりませんが、彼女の登場そのものがマジックのようでした。
最後の最後まで驚かされました。
また、ライムとアメリア以下、ライムチームの面々はいつも通り。
偏屈なライムは本当に愛すべきキャラクタですし、第1弾からすっかり感情移入する癖がついているアメリアには……著者は厳しいですね〜。
でもそれにまつわるエピソードは、ライムとアメリアらしくて好きです。
ただ、今回の犯人にあまり恐怖感を憶えなかったのが残念でした。
ストレートな出来だな、と思った前作「石の猿」(参考)の犯人より遥かに魅力的で派手なディティールをまとっているはずなのに何故か。
これは好みの問題でしょうか。
シリーズ外作品「悪魔の涙」に登場したキャラクタも出演するのも楽しい一幕でした。

上下巻完結。
魔術師(イリュージョニスト)〈下〉 (文春文庫)
魔術師(イリュージョニスト)〈下〉 (文春文庫)
ジェフリー ディーヴァー


JUGEMテーマ:読書
| [海外作家:A〜E]ジェフリー・ディーヴァー | 10:24 | comments(0) | - |
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