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DIVE!!/森絵都
高さ10メートルの飛込み台から時速60キロでダイブして、わずか1.4秒の空中演技の正確さと美しさを競う飛込み競技。
その一瞬さに魅了された少年たちの通う弱小ダイビングクラブ存続の条件は、なんとオリンピック出場だった!
女コーチのやり方に戸惑い反発しながらも、今、平凡な少年のすべてをかけた、青春の熱い戦いが始まる――。
大人たちのおしつけを越えて、自分らしくあるために、飛べ!


不振が続く日本飛込み界を救おうと立ち上がった大手スポーツメーカー『ミズキ』の直営するダイビングクラブは、しかし、その音頭を取った会長が急死したことにより存続の危機を迎えていた。
そこに所属する知季は、突如やってきた謎の女性コーチに、クラブ存続のためにオリンピック出場を狙うと宣言される……というストーリーです。

昨年の夏に買ったまま放置していたのを何となく思い出して読んでみました。
決して短くない作品ですが、テンポ良くわかりやすいキャラクタ設定がされていて非常に読みやすい物語でした。
読みやす過ぎて物足りなさがあるぐらい。
ただ、映画公開が目前に迫っておりますが、映像化したくなる気持ちがわかる。
まず飛込みという競技が珍しいですし、それでいて読んでみるとこれがまた緊張感のあるスポーツなのですね。
私は芸術性や型があるスポーツは苦手で、「一番速い人が勝ち」「一点でも多く取ったチームが勝ち」という方が素人でも楽しめるという点からも好きです。
そういう意味で飛込みは魅力ある競技とは思えません。
作中、主人公の弟が居眠りをするシーンがあるのですが、そうだろうと思います。
ですが、これが作家の腕というやつなのか、今度中継があったら真面目に見てみようかと思わせるぐらいには描かれています。
正直登場する少年たちには初々しさが欠ける気がしてならないのですが、これが最近の「青春」というやつなのかもしれません。

上下巻完結。
DIVE!!〈下〉 (角川文庫) (角川文庫)
DIVE!!〈下〉 (角川文庫) (角川文庫)
森 絵都


JUGEMテーマ:読書
| [国内作家:ま行]森絵都 | 12:59 | comments(2) | - |
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コメント
おはようございます!
今日から映画が公開されますね。
私は、飛込競技の魅力から、この本を手に取りました。
選手からお話をお聞きすることがよくありますが
一瞬にかける思い、緊張感は、おっしゃるとおり
ワクワクします。
せっかく感じてくださる皆さんに
少しでもそれを伝えられたら、映画も本も、
もっと面白く見ていただけると思い、
ブログアップしました。
どんな映画になっているか、楽しみです(^^)

| 勝利の女神 | 2008/06/14 7:03 AM |
映画が公開されて一週間たちましたね!
……すみません、自分のブログをチェックする余裕もなくて折角のコメントからそれだけ過ぎてしまったということで……。
私は飛び込み台に立ったことはあるのですが、あまりの高さに引き返した口です。
そんなことも思い出しながら読めて楽しかった作品なので、是非映画も見たいところです。

コメントありがとうございました〜!
| likesdislikes | 2008/06/22 7:23 AM |
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