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インディゴの夜/加藤実秋
「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」
フリーライター・高原晶の一言から生まれた、渋谷のホストクラブ
店の評判は上々だが、なぜか次々と事件に巻き込まれる晶たち。
それらを解決するために、個性的なホスト探偵団が夜の街を活き活きと駆け巡る!
第10回創元推理短編賞受賞作を含む連作短編集。


連作短編集で
「インディゴの夜」「原色の娘」「センター街NPボーイズ」「夜を駆る者」
の計4編を収録。

ホストクラブが舞台の連作短編ミステリです。
一応探偵となるのは、本職はフリーライターで、本音を気の合う編集に漏らしたことからホストクラブのオーナーという二足の草鞋をはくこととなってしまった高原晶。
彼女が語り手なのですが、サバサバしていて浮ついたところがなくてちょっとオバサン臭くて、それでいてチャーミングで魅力的。
だけでなくホストたちも一風変わった面子が揃っています。
軽い文体とそれがよく合っていて、非常にテンポよく読みやすい作品でした。
正直、この読みやすさは凄いです。
それでいてちゃんと「ミステリ」していましすしね。

どれも面白かったものの、一番印象深かったのは表題作「インディゴの夜」でしょうか。
店のホストにかけられた嫌疑を晴らすために皆が動く、というのはわかりやすい図式です。
そういう意味では「夜を駆る者」もいい。
事件に巻き込まれるばかりだとマンネリするので、同じ夜の世界の知人から依頼が来るのも王道ですが処理しやすいですし、ライバル店のナンバーワンが絡んでくるのも好きです。


JUGEMテーマ:読書
| [国内作家:か行]加藤実秋 | 22:19 | comments(0) | - |
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