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蛍の行方―お鳥見女房/諸田玲子
評価:
諸田 玲子
新潮社
¥ 540
(2006-10)
密命を帯び、お鳥見役の主が消息を絶って一年余り。
留守を預かる女房珠世に心休まる日はない。
身近かに暮らす子供らの人知れぬ悩みを知って心くだき、その成長を見守り、隠居となった父の寂寥を慰め、組屋敷に転がり込んだ男女と幼子らの行く末を案じる…。
人生の哀歓を江戸郊外の四季の移ろいとともに描く連作短編。
珠世の情愛と機転に、心がじんわり熱くなる―お鳥見一家の清爽人情話、シリーズ第二弾。


シリーズ第2弾も連作短編集で
「ちまき泥棒」「蛍の行方」「捨案山子」「緑の白菊」「大凧、揚がれ」「雛の微笑」「裸嫁」「風が来た道」
の計8編。
前作「お鳥見女房」に続き、相変わらずほとんどの登場人物たちが人情に篤いお話になっいます。
加えて、幕府密偵となって消息をたったままだった主の動向も描かれ、ハラハラさせられる部分も。
ですが、本質はやはり人情話。
私は「捨案山子」が好きです。
少し早い放生絵を行う鰻屋の主人を名乗る男と、矢島家ご隠居の姿を絡めて描いたものですが、しみじみしました。
| [国内作家:ま行]諸田玲子 | 18:10 | comments(0) | - |
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