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魍魎の匣/京極夏彦
魍魎の匣―文庫版
魍魎の匣―文庫版
京極 夏彦

匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。
箱を祀る奇妙な霊能者。
箱詰めにされた少女達の四肢。
そして巨大な箱型の建物―箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。
探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。
果たして憑物は落とせるのか!?
日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ、妖怪シリーズ第2弾。


大体デビュー作が評価された作家さんというのは2作目は「うまくなってるけどこじんまりしたね」とかって言われるのがおちだと思います。
が、これはますます気持ちの悪い進化を遂げております。
想像力の豊かな方は、食前食後はやめた方がいい。
もともと時代設定からして戦後のエログロ混乱期は背景にあるのですが、1作目より怖いです。
個人的にはこれが一番の衝撃作。
どのシリーズでも語り手に感情移入しがちな私は1作目の関口にすっかりはまってしまったのですが、その彼を巻き込んだラスト、そして本当のエピローグと立て続けにうならされました。

↓「まさに匣!!」な文庫は持ちにくいという方は分冊で。
分冊文庫版 魍魎の匣〈上〉
分冊文庫版 魍魎の匣〈上〉
京極 夏彦
分冊文庫版 魍魎の匣〈中〉
分冊文庫版 魍魎の匣〈中〉
京極 夏彦
分冊文庫版 魍魎の匣〈下〉
分冊文庫版 魍魎の匣〈下〉
京極 夏彦
| [国内作家:か行]京極夏彦 | 11:35 | comments(2) | - |
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コメント
likesdislikesさんのこのブログを見なければ、おそらく手にすることはなかった京極夏彦さんの本....
『うぎゃー、すごい表紙』とか思いながら読んでみました。

.....面白かった!!!
事件同士の絡み方も、登場人物も、話の進め方もすごく良かったです。

宗教やら風俗やらへの薀蓄の洪水に辟易しながら、
あんな描写、こんな描写に 食欲を喪失しながら、
最後まで読んで、
こんな話を書ける京極という人は一体どんな人よ!、とwikipediaで検索してしまいました。

でも、お中元で、箱入りのハムとかもらった日には
『もっと みつしりと 詰めなければ』
声が聞こえてきそうで....
どうしよう。


| 振り飛車党 | 2007/06/25 8:22 PM |
振り飛車党さん、こんにちは!

>このブログを見なければ、おそらく手にすることはなかった
ああ!これは一番ありがたい言葉です。本当に嬉しい!
自分が読んだ本の記録という面もあるとはいえ、ネットの片隅で感想を叫んでいるかいがあります。
しかも「面白かった!」と言っていただけると、さらに。
にこにこしちゃいます。

>でも、お中元で、箱入りのハムとかもらった日には
>『もっと みつしりと 詰めなければ』
>声が聞こえてきそうで....
爆笑させていただきました(笑)
| likesdislikes | 2007/06/26 10:21 AM |
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