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停電の夜に/ジュンパ・ラヒリ
評価:
ジュンパ ラヒリ
新潮社
¥ 620
(2003-02)
毎夜1時間の停電の夜に、ロウソクの灯りのもとで隠し事を打ち明けあう若夫婦――「停電の夜に」。
観光で訪れたインドで、なぜか夫への内緒事をタクシー運転手に打ち明ける妻――「病気の通訳」。
夫婦、家族など親しい関係の中に存在する亀裂を、みずみずしい感性と端麗な文章で表す9編。
ピュリツァー賞など著名な文学賞を総なめにした、インド系新人作家の鮮烈なデビュー短編集。


短編集で
「停電の夜に」「ピルサダさんが食事に来たころ」「病気の通訳」「本物の門番」「セクシー」「セン夫人の家」「神の恵みの家」「ビビ・ハルダーの治療」「三度目で最後の大陸」
の全9編。
著者がインド系であることからそういう人々の生活や風習を描いておきながらすべての人々に普遍的に存在する問題を描いている点で非常に染み入る短編集でした。
9編の中には悲劇もあればハッピーエンドもあります。
ですが物語がわかりやすい構図であると共に作風が静かなので、すべてゆっくりと読めます。
表題作ももちろん良いのですが、私は「セン夫人の家」と最後の「三度目で最後の大陸」が好きです。
| [海外作家:K〜O]ジュンパ・ラヒリ | 09:25 | comments(0) | - |
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