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トライアル/真保裕一
評価:
真保 裕一
文藝春秋
¥ 470
(2001-05)
父を知らず、調教師の祖父に育てられ、新人騎手として修業を積む高志。
馬の故障を次々と癒し、周囲を驚かせる正体不明の厩務員の過去に、彼は疑惑を抱くが…。
競馬、競輪、競艇、オートレース。
ファンの夢と期待を背に一瞬の勝負に挑むプロフェッショナルたち。
彼らの潔くも厳しい世界を圧倒的な迫力で描く物語。


短編集で
「逆風」「午後の引き波」「最終確定」「流れ星の夢」
の4編を収録。
それぞれが、競輪、競艇、オートレース、競馬が舞台となっている、いわば公営ギャンブル短編集です。
ミステリなのかな?と思わせておいて、あまりすっきりしない物語。
説明も多く、どの競技も結構かじったことのある身としてはやや鬱陶しいかな?と思いました。
一番記憶に残っているのが「流れ星の夢」だというのは、たぶん私が競馬好きだからでしょう。
主人公以下キャラクタに感情移入出来ないのはこの著者の特徴かも。
| [国内作家:さ行]真保裕一 | 17:14 | comments(0) | - |
奇跡の人/真保裕一
評価:
真保 裕一
新潮社
¥ 780
(2000-01)
31歳の相馬克己は、交通事故で一度は脳死判定をされかかりながら命をとりとめ、他の入院患者から「奇跡の人」と呼ばれている。
しかし彼は事故以前の記憶を全く失っていた。
8年間のリハビリ生活を終えて退院し、亡き母の残した家にひとり帰った克己は、消えた過去を探す旅へと出る。
そこで待ち受けていたのは残酷な事実だったのだが…。
静かな感動を生む「自分探し」ミステリー。


読みやすいだけに、主人公の勝手さ、深慮のなさが鼻について仕方がない作品でした。
確かに自分の記憶がなく、それを取り戻すことに必死になるのはわかります。
基礎がないのに生きていくのは辛いでしょう。
ですが、心配している人たちに迷惑をかけてまでしていいことかどうかがわかりません。
そうやって主人公を肯定するには、その後の展開の後味が悪すぎます。
この内容で「感動」と宣伝されても困る。
| [国内作家:さ行]真保裕一 | 01:14 | comments(0) | - |
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