スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
魔性の子/小野不由美
教育実習のため母校に戻った広瀬は、教室で孤立している不思議な生徒・高里を知る。
彼をいじめた者は“報復”ともいえる不慮の事故に遭うので、“高里は崇る”と恐れられているのだ。
広瀬は彼をかばおうとするが、次々に凄惨な事件が起こり始めた。
幼少の頃に高里が体験した“神隠し”が原因らしいのだが……。
彼の周りに現れる白い手は?
彼の本当の居場所は何拠なのだろうか?


教育実習生としてかつて自分が問題児ながらも通った母校に戻ってきた広瀬は、当時も世話になった指導教員から、クラスで浮いている生徒・高里のことを聞く。
自分もそうだったという思いから高里のことを気にかけるようになった広瀬だが、彼に関わった者が次々と不幸に会い、死亡者まで出ていることを聞かされ、そして……というストーリー。

読後の最初の感想は「十二国記を読んでいない人はこのラストをどう処理したのだろうか」というものです。
私自身は十二国記を読んでいたものの、これがシリーズ作品だと知らずに手に取り、読んでいる途中で「あ、あれか」と気付きやる気が減退した、という複雑な心境。
ホラー作品として途中まで相当面白いだけに、結末をもっとどうにか出来なかったのかとか、このネタで別に書けば良かったのではないかとぐるぐる考えちゃいました。
十二国記を読んでいる方には楽しめるサイドストーリーではありますが、それ以外の方にはおすすめしません。
| [国内作家:あ行]小野不由美 | 12:02 | comments(0) | - |
東亰異聞/小野不由美
評価:
小野 不由美
新潮社
¥ 620
(1999-04)
帝都・東亰、その誕生から二十九年。
夜が人のものであった時代は終わった。
人を突き落とし全身火だるまで姿を消す火炎魔人。
夜道で辻斬りの所業をはたらく闇御前。
さらには人魂売りやら首遣いだの魑魅魍魎が跋扈する街・東亰。
新聞記者の平河は、その奇怪な事件を追ううちに、鷹司公爵家のお家騒動に行き当る…。
人の心に巣くう闇を妖しく濃密に描いて、官能美漂わせる伝奇ミステリ。


基本的に手法がミステリですが中身はホラーというか漫画的な世界観で、非常に読みやすい作品でした。
印象的だったのは合間合間に描かれる黒子と操り人形の部分。
これが効いて、幻想的になっています。
ラストはやや不満が残りましたが、これは好みの問題でしょう。
| [国内作家:あ行]小野不由美 | 00:07 | comments(0) | - |
| 1/1PAGES |