スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
鳶がクルリと/ヒキタクニオ
鳶がクルリと
鳶がクルリと
ヒキタ クニオ

上司に嫌気がさし一流企業の総合職を捨てた貴奈子は、叔父が主宰する鳶集団「有限会社日本晴れ」を手伝い始めた。
でも鳶って何?
軍事オタクの双子、受験偏差値マニア、刑務所帰りの男にその生意気な娘…。
貴奈子は一癖ある面々に当惑する。
だが、己の意地を賭け、巨大彫刻を取り付ける損得抜きの大仕事に命を張る鳶達の姿に、貴奈子の胸は熱くなる。
粋な心意気に気分は日本晴れだ。


非常に定型的な物語でした。
引用したあらすじそのままの物語で、少しでも創作した物語に触れたことがある方ならオチまで予想可能。
ただ、それは本当は減点材料ではなくて、むしろキャラクタまでいかにもなのが駄目でした。
ちょっと抜けた感じの面白い人物設定が魅力だと思うのに、軍事オタクと偏差値マニアじゃあちょっと…。
ただエンタテイメント小説としては悪くはないと思います。
| [国内作家:は行]ヒキタクニオ | 00:43 | comments(0) | - |
消し屋A/ヒキタクニオ
消し屋A
消し屋A
ヒキタ クニオ

オカマの蘭子とともに福岡に流れてきた消し屋の幸三。
久々に訪れた博多のヤクザから依頼された今回のターゲットは、ホークスの名捕手・真壁。
内容は、殺しはナシで、彼を一試合の間だけ消すという奇妙なものだった。
野球一筋で真面目な真壁には、スキャンダルなど付け入る弱味がない。
幸三が取った手段とは。


色々と納得できない部分はあるものの、人間としてやってはならない(とされている)ことを職業としているような人物が主役だというのに、全然重くならない。
この著者のキャラクタは面白くて、ついつい引き込まれてしまいます。
解説にもあったのですが、筋には関係ない場面が面白くて困ってしまいます。
例えばいじめられっ子の純君のエピソードは最後にはまとまりを持ちましたが、同棲相手の蘭子が他のオカマと乱闘するシーンなんて必要がないというのに、強烈な印象が。
最後まで予定調和ではあるのですが、喜んでそれに乗って楽しみました。

どうも、この“消し屋”氏は映画化された「凶気の桜」にも出てきていたキャラクタのようなので、そちらも合わせて読まれると良いのかもしれません(私は未読)
| [国内作家:は行]ヒキタクニオ | 00:35 | comments(0) | - |
ベリィ・タルト/ヒキタクニオ
ベリィ・タルト
ベリィ・タルト
ヒキタ クニオ

跳ねっ返りの野良猫のような美少女リンは、元ヤクザで芸能プロ社長の関永と出会い、大きな人生の転機を迎える。
だが、人気が上昇し始めた矢先、大手プロからの横槍で移籍を強要されることに。
鍵を握るのは、承諾書にサインの必要なリンの母親なのだが―。
個性豊かな登場人物が駆け回る痛快青春小説。


とにかく疾走感があって、気持ち良く読み終えることが出来ました。
主人公・リンの人気が出てしまったことでやってきた様々な問題は結構ヘビーで、嫌になってしまう展開ではあるのですが、何というかリン以下キャラクタが飄々としていて個性的で、作品としては重くならないのです。
台詞がうまいです。
| [国内作家:は行]ヒキタクニオ | 00:28 | comments(0) | - |
| 1/1PAGES |