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新・世界の七不思議/鯨統一郎
新・世界の七不思議
新・世界の七不思議
鯨 統一郎

東洋の寂れたバーの片隅で、過去幾たりもの歴史学者を悩ませてきた謎がいともあっさり解明されてしまうとは。
在野の研究家以上には見えない宮田六郎が、本職の静香を向こうに廻して一歩も引かないどころか、相手から得たばかりのデータを基に連夜の歴史バトルで勝利を収めていく。
宮田の説に耳を傾けながら、歴史に興味を持ち始めた若い頃のようにワクワクするジョゼフであった。


「邪馬台国はどこですか?」の姉妹版。
収録は
「アトランティス大陸の不思議」「ストーンヘンジの不思議」「ピラミッドの不思議」「ノアの方舟の不思議」「始皇帝の不思議」「ナスカの地上絵の不思議」「モアイ像の不思議」
の計7作。
正直なところ、「邪馬台国はどこですか?」に比べるとやや期待外れ。
あの作品が大好きだった方や、世界史上のトンデモ話がお好きな方は読んでも良いかとおもいますが、私はちょっとがっかりしました。
これは日本史大好きな私の嗜好によるところが大きいかと思いますが、どうもこのパターンに飽きてしまっているようです。
あと作中の不思議話が気に入らないのも大きいですね。
結局日本に謎がつながるのはどうかと…。
このシリーズはこれでおしまいでしょう。
| [国内作家:か行]鯨統一郎 | 22:26 | comments(0) | - |
邪馬台国はどこですか?/鯨統一郎
邪馬台国はどこですか?
邪馬台国はどこですか?
鯨 統一郎

5W1H仕立ての「悟りを開いたのはいつですか?」「邪馬台国はどこですか?」「聖徳太子はだれですか?」「謀叛の動機はなんですか?」「維新が起きたのはなぜですか?」「奇蹟はどのようになされたのですか?」を収録した歴史ミステリ連作集。
軽快な筆致で史上の定説にコペルニクス的転回を迫る、奇想天外なデビュー作。
文庫書き下ろし!


この作品に人間味や通常のミステリ性は求めてはいけません。
ヒステリックな女性学者・静香にその上司の物静かな三谷教授、とんでもない説を滔々と喋る宮田氏という常連3人に加え、いつもオロオロさせられるバーテンダーの松永というキャラクタは登場するものの、作者が考えた新たな歴史解釈を物語仕立てで語るための装置に過ぎません。
また殺人も、密室も、アリバイもありません。
ですが不思議とミステリ。
真面目な方にはともかく、特にトンデモ歴史話がお好きな方にはおすすめします。
もちろんそれが大好きである私は、十分に楽しめました。
| [国内作家:か行]鯨統一郎 | 22:14 | comments(0) | - |
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