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暖かな手/石持浅海
それぞれのパートナーと同居している、ギンちゃんとムーちゃんの兄妹は一風変わった名探偵だ。
実は彼ら兄妹は、人間の生命エネルギーを糧にする謎の生命体。
宿主であるパートナーの「おいしい」清らかな生命エネルギーが濁らないように、偶然遭遇した殺人事件や騒動を、鋭い観察をもとに鮮やかに解き明かす。
個性的な設定とシャープな謎解き、そして切なさが魅力の連作ミステリ。


連作短編集で
「白衣の意匠」「陰樹の森で」「酬い」「大地を歩む」「お嬢さんをください事件」「子豚を連れて」「温かな手」
の計7編を収録。

大学で助手をしている畑寛子の同居人は、人ではない。
人間の生命エネルギーを吸って生きている人間とは異なる生き物である。
……という突飛な設定からお話が始まるミステリでした。
とはいえ、接触して生命エネルギーを死なない程度に頂戴する生き物、というと某吸血鬼小説がパッと浮かんでしまうのが辛いところ。
この作品で、それ以上の不思議設定はありませんでした。
ただ、著者独特の気持ちの悪い考えが散りばめられたミステリが、コミカルかつ第三者的に描かれていて、受け入れやすかったです。
安楽椅子探偵をしておきながら
「あんなのは全部口からでまかせ」
と言ってしまえるキャラクタが良いですね。
(これは寛子の同居人のギンちゃんではなく、北西匠と同居する妹のムーちゃんの台詞ですが)
そして最終話が綺麗でした。
うまくまとまっていたと思います。
ミステリの部分に関しては、納得がいかない部分もありましたが、バラエティがあって、それでいて同じような状況の(不思議生物と同居している)語り手が二人いるおかげで短編の一冊なのにマンネリも防止。

こじんまりとした作品集で、設定以上に憶えていられそうな事件があまりないのは悲しいですが、設定を突飛なだけにしてしまわない部分に好感が持てました。


JUGEMテーマ:読書
| [国内作家:あ行]石持浅海 | 01:36 | comments(0) | - |
Rのつく月には気をつけよう/石持浅海
湯浅夏美と長江高明、熊井渚の三人は、大学時代からの飲み仲間。
毎回うまい酒においしい肴は当たり前。
そこに誰かが連れてくるゲストは、定番の飲み会にアクセントをつける格好のネタ元だ。
今晩もほら、気持ちよく酔いもまわり口が軽くなった頃、盛り上がるのはなんといっても恋愛話で……。
ミステリーファン注目の著者が贈る傑作グルメ・ミステリー!


短編集で
「Rのつく月には気をつけよう」「夢のかけら 麺のかけら」「火傷しないように」「のんびりと時間をかけて」「身体によくても、ほどほどに」「悪魔のキス」「煙は美人の方へ」
の計7編を収録。

著者にしては珍しく素直な作品だなぁと思って、甘く見ていたというか、ぼーっと読んでしまったというか、とにかく最後にやられました。
たぶんそんなに驚くことではないのでしょうが、私はびっくりしてしまいました。
所謂安楽椅子探偵モノと言える設定で謎が解かれるので、物語としての説得力は甘いですし、著者お得意の妙な倫理観も登場せず、7編全部がうまい酒と美味しい肴を前に語り合うだけという簡単な設定です。
こんなものかな、と思わせておいて、アレとは……!
……たぶん、普通にわかっている方の方が多いのでしょうね。
再読をしたら、そうとしか思えない描写があちこちにありました。
自分のぼんやり具合が悔しいと同時に、著者の意図した通りに楽しんだに違いないと胸を張って言えます。

好きだったのは「悪魔のキス」でしょうか。
2段オチで、この作品の中だと納得できる方かと思いました。
あと、装丁が良いですね。


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| [国内作家:あ行]石持浅海 | 23:32 | comments(0) | - |
人柱はミイラと出会う/石持浅海
【人柱】城などの難工事の際、完成を祈願し、神への生贄として生きた人を地中や水底に埋めること――留学生のリリーは、工事現場からミイラが発見されるという、奇怪な殺人事件に遭遇する。
その死体から浮かび上がる、この国の信じられない風習とは……人柱に黒衣に参勤交代。
江戸の風俗がいまだ息づくパラレル・ワールドの日本を舞台に、石持流ロジックが冴え渡る傑作ミステリ。


連作短編集で
「人柱はミイラに出会う」「黒衣は議場から消える」「お歯黒は独身に似合わない」「厄年は怪我に注意」「鷹は大空に舞う」「ミョウガは心に効くクスリ」「参勤交代は知事の務め」
の計7編を収録。

異邦人の目から社会風俗を描くというのはよくある手ではありますが、この作品での「社会」は私たちが今現在暮らしている日本とは異なった世界です。
近代化された先進国でありながら、タイトルにある通り、人柱の風習が残っていたり、知事は参勤交代することになっていたり……。
そういった特殊な設定を使って描いたミステリ作品です。
例えば、「お歯黒は独身に似合わない」では、独身であるはずの知人がお歯黒をしていたのを目撃した登場人物が、何故歯が黒かったのかを推理したり、という感じに。
概ね、皆が当たり前だと思っていることの裏をかいた内容であり、その「当たり前」は読者にとっては異質なものなので、二重の面白さがあるかと思います。

各話のタイトルにある通り、作中登場する風習は人柱、黒衣、お歯黒、厄年、鷹匠、ミョウガ、参勤交代というもの。
インパクトとしては人柱(といっても実際に犠牲になるわけではなく、工事中ずっと基礎部分に作られた部屋にいて神との契約の担保となる職業、という設定になっています)が一番かもしれませんが、個人的には黒衣が笑えました。
黒衣とは人形浄瑠璃なんかで見かける、人形を操作している人のことです。
黒一色ですが、完全にそこにいて、それなのに「いないもの」として観客は見ますよね。
その黒衣を政治家たちが皆使っているという設定です。
議場の政治家の横に、黒一色の人間が控えていてメモを差し出したり、答弁の準備をしたりをしているのに、皆「いないもの」として見ているというそのシステムが素敵です。

ただ、全体的には散漫で小粒な印象でした。
連作短編なのだから仕方がないのでしょうが、コレという謎があまりなかった気がします。
設定は面白いけれど、前述した通り、留学生のリリーを視点とすることで社会風俗の説明を読者にして、そこからミステリへと繋げる手法はわかりやすくて良いけれど、いまひとつ何か欲しいというか。
高望みなのかもしれませんが。
4話目以降失速しているような気もしました。
(田舎者なので厄年やミョウガは普通に言われちゃいますし)
あと、またか……というようなラストもあり。
これは著者の作品を読む以上、覚悟しなければならないのかもしれません。


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| [国内作家:あ行]石持浅海 | 21:28 | comments(0) | - |
心臓と左手―座間味くんの推理/石持浅海
ミステリーにおける最大の謎は、人の心の奥深くにある―-―。
警視庁の大迫警視が、あのハイジャック事件で知り合った「座間味くん」と酒を酌み交わすとき、終わったはずの事件は、がらりとその様相を変える。
切れ味抜群の推理を見せる安楽椅子探偵もの六編に、「月の扉」事件の十一年後の決着を描いた佳編「再会」を加えた、石持ミステリーの魅力が溢れる連作短編集。


連作短編で
「貧者の軍隊」「心臓と左手」「罠の名前」「水際で防ぐ」「地下のビール工場」「沖縄心中」「再会」
の計7編を収録。

ハイジャックされた飛行機の中で起きた殺人事件を扱った『月の扉』(参考)で活躍した“座間味くん”(ハイジャック犯に探偵役を無理矢理指名され、着ていたTシャツからこのあだ名を付けられた)を再び探偵役にしたミステリです。
前作……という程の繋がりはほとんどの作品にないのですが、最後に収録された「再会」は、読んでいた方が楽しめると思います。
ただ、私が細かい点をすっかり忘れていたことも関係しているかもしれませんが、この話は微妙でした。
常に著者の価値観に引っかかりを憶えるので、これも同じですね。

基本的に、既に終わった事件を語る大迫軽視と一般人である“座間味くん”の会話で構成されています。
安楽椅子探偵ものです。
“座間味くん”の探偵ぶりは、一歩間違えると想像力がありすぎる男ですが、その結末を確定させず余韻を残す内容で何とか許せるものに。
とはいえ、表題作なんかは非常に綺麗な展開を見せていて、印象に残っています。

しかし、最後まで“座間味くん”の本名はわからず。
またこの手にやられた気分です。


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| [国内作家:あ行]石持浅海 | 11:48 | comments(0) | - |
扉は閉ざされたまま/石持浅海
大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。
<あそこなら完璧な密室をつくることができる……>
伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。
自殺説も浮上し、犯行は成功したかにみえた。
しかし、碓氷優佳だけは疑問を抱く。
開かない扉を前に、息詰まる頭脳戦が始まった……。


伏見はサークルの同窓会で、後輩の新山を殺した。
事前の計画通りことは進むが、後輩の妹で、かつて伏見が恋をした碓井優香だけが異を唱える……というストーリーです。

冒頭で殺人が犯される、倒叙ミステリーです。
犯人の伏見が語り手です。
派手さには欠けますが、最初から最後まで緊張感のあるミステリでした。
倒叙ものにありがちな違和感も少なくて、犯人と図らずも探偵役になってしまう女性との攻防が面白かったです。
加えて、犯人が何故殺人を犯すに至ったのかは最後まで明かされず、その引っ張り具合も良いです。
「このミス」2006年2位というのに納得。
広く読まれそうな内容です。
何故読まずに放置していたのか……。
本棚の整理はこまめに!

ただその「動機」の納得さできなさと、いつものように著者の作品に感じるキャラクタの硬さ、それにオチの不愉快さは健在。
キャラクタへの不満とオチが絡んでいるあたりで救われていますが……。
これは好みの問題なんでしょうね。
あと、私が大学時代のサークルの友人や先輩・後輩たちとこのようなシチュエーションに置かれたら、すぐに扉を破ります。
いくら歴史があろうと、取替えがきかなかろうと、人命第一。
友人が心配だからです。
そういう行動が出来ないとするあたり、考え過ぎている(というか頭が良い?)気がしてなりません。


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| [国内作家:あ行]石持浅海 | 10:23 | comments(0) | - |
顔のない敵/石持浅海
評価:
石持 浅海
光文社
¥ 560
(2009-01-08)

一九九三年、カンボジア。
NGOのスタッフが地雷除去作業をつづける荒れ地に、突然の爆発音が轟いた。
立入禁止区域に、誰かが踏み入ったのだ。
頭部を半分吹き飛ばされた無惨な死体。
これは、純然たる事故なのか、それとも――。
表題作のほか、本格の旗手・石持浅海の原点ともいうべき「対人地雷」ミステリー全六編と、処女作短編で編まれた第一短編集が待望の文庫化。


短編集で
「地雷原突破」「利口な地雷」「顔のない敵」「トラバサミ」「銃声ではなく、音楽を」「未来へ踏み出す足」「暗い箱の中で」
の計7編を収録。

著者の作品はラストの処理にどうしても納得できないものが多く、そのせいで読後感が悪くなりがちだったのですが、この作品は同じ傾向はありつつも短編であっさりしているせいか、受け入れやすかったです。
うまく、地雷という珍しいテーマと小道具をミステリに仕立てていると感じました。
登場人物につながりはありつつも、被害者も犯人も犯行場所もころころと変わっていくところも好きです。

ただ、地雷をテーマにした連作の短編ミステリが6作品に加え、処女短編となる「暗い箱の中で」が収録されていますが、この処女短編がやや一冊のまとまりを壊すものになっています。
著者いわく「この機会を逃すと永遠に収録先が見つからないような気がしたので」入れたようですが、せっかくだから対人地雷シリーズのみにした方が良かった気がします。
お話自体は馬鹿馬鹿しくて(褒めています。ミステリはこうじゃないと)好きなのですが。
他、シリーズ作品で印章深いのは「銃声ではなく、音楽を」でしょうか。
ミステリのうまさではなく、最初の話「地雷原突破」で哀れな被害者となっているサイモンがいいキャラクターで。

全体的に登場人物に厚みがないの気になりますが、読みやすい作品集なので、少しずつ読みすすめる方にも良いかなと思います。


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| [国内作家:あ行]石持浅海 | 16:33 | comments(0) | - |
セリヌンティウスの舟/石持浅海
大時化の海の遭難事故によって、信頼の強い絆で結ばれた六人の仲間。
そのなかの一人、米村美月が、青酸カリを呷って自殺した。
遺された五人は、彼女の自殺に不自然な点を見つけ、美月の死に隠された謎について、推理を始める。
お互いを信じること、信じ抜くことを、たったひとつのルールとして――。
メロスの友の懊悩を描く、美しき「本格」の論理。


石垣島でのダイビングの途中、荒れた海に放り出された6人は、その死の淵から這い上がった経験により年齢や立場を超えて強い仲間意識を持つようになっていた。
しかしいつもの飲み会の後、メンバーの一人である美月が自殺。
四十九日の法要後、現場となったマンションに集まった5人は、彼女の自殺に違和感を感じて推理するように……というストーリーです。

自殺した友人のその死に様に疑問を憶えた者たちが想像だけで(現場の写真は一応あるものの)あれこれ推理する、いわば安楽椅子探偵モノのような内容でした。
普通は「単純な自殺ではなかったのではないか?」という話になれば、罵りあったり、疑心暗鬼になったりするもの。
それが面白いことに、この作品では信頼を前提に話が進みます。
タイトルに「走れメロス」のメロスの友人の名前が使われているのも、非常に象徴的です。
しかし残念なことに、面白かったのはその点のみ。
複数の“何故その行為をするに至ったのか”という理由を全く受け入れることができませんでしたし、この内容で長編とするには冗長だったのではないかと思っていまうぐらい他に何か目につくようなポイントがありません。
相変わらず読みやすい文章と、アイデアは良いと思うだけに残念でした。


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| [国内作家:あ行]石持浅海 | 22:21 | comments(0) | - |
水の迷宮/石持浅海
評価:
石持 浅海
光文社
¥ 660
(2007-05-10)
三年前に不慮の死を遂げた水族館職員の命日に、事件は起きた。
羽田国際環境水族館に届いた一通のメールは、展示生物への攻撃を予告するものだった。
姿なき犯人の狙いは何か。
そして、自衛策を講じる職員たちの努力を嘲笑うかのように、殺人事件が起きた。
すべての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う。
ミステリー界の旗手が放つ奇跡の傑作!


水族館職員の古賀は、先輩であり賑わう羽田国際環境水族館を現在の姿に作った功労者でもある片山の命日に旧友の深澤を迎える。
そこに、館長宛に不審な携帯電話が届けられ、展示生物へ害をなすことが予告されるメールが届く。
その通りに様々な仕掛けが発見されるが、それが片山の死と関連付けられると気付いた職員たちは……というストーリーです。

冒頭からラストまで、綺麗に整った本格ミステリでした。
開館中の水族館という公共の場所でクローズドサークルミステリの要素が生じることも楽しめましたし、素人探偵たちの右往左往もなかなか。
登場人物たちのキャラクタのなさも、ご愛嬌といったところでしょうか。
安心して読めるレベルにあります。
本格ミステリ好きな方には一読をおすすめします。

ですが、決着のつけ方が気に入らない。
「水の迷宮」というタイトルも美しければ、プロットもすべて好みなのに、ラストだけはいただけない。
著者なりの正義や倫理観が表現されることには大賛成です。
しかし、それを受け付けない考えを持つ読者も多数いることは予想できることでしょう。
瑕疵とするにはもしかしたら些細なことかもしれませんが、私の感情では決して許せないことです。
それ以外だと満足できただけに、読後が微妙で残念でした。
| [国内作家:あ行]石持浅海 | 17:32 | comments(0) | - |
月の扉/石持浅海
月の扉
月の扉
石持 浅海

沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。
犯行グループ3人の要求は、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」を空港まで「連れてくること」。
ところが、機内のトイレで乗客の一人が死体となって発見され、事態は一変―。
極限の閉鎖状況で、スリリングな犯人探しが始まる。


突然のスピリチュアルな冒頭に驚くも、科学捜査が介入できない状況に密室性を加えた舞台がハイジャックされた飛行機の中というのが凄い。
普通に考えるとハイジャック犯が一番殺人者らしいものの、彼らの目的を読んでいくと心理的にも違うんじゃないかと思わせてくれるし、ハイジャッカーたちが飛行機の中の人の動きを監視していてそれが状況証拠になるという構造もさすがです。
彼らの「師匠」に関する記述はファンタジックで、好みが別れるところでしょうが(私としてはこの設定を別のものにして欲しかったような…そうなると味がなくなるような…複雑な心境)単純に本格推理小説として楽しめます。
| [国内作家:あ行]石持浅海 | 21:53 | comments(0) | - |
アイルランドの薔薇/石持浅海
アイルランドの薔薇
アイルランドの薔薇
石持 浅海

南北アイルランドの統一を謳う武装勢力NCFの副議長が、スライゴーの宿屋で何者かに殺された!
宿泊客は8人―そこには正体不明の殺し屋が紛れ込んでいた。
やはり犯人は殺し屋なのか?
それとも…。
宿泊客の一人、日本人科学者・フジの推理が、「隠されていた殺意」をあぶり出してゆく!
本格推理界に衝撃を走らせた期待の超新星の処女長編。


閉鎖状況をうまく作り出し、利用した本格ミステリです。
文章に多少固いところがあろうが、キャラクタの造形に未熟な部分があろうが、このプロットだけで大好きです。
雪の山荘や孤島系は今やなかなか難しいものですが、この作品は、紛れ込んでいたIRAに暴走させないために、容疑者たる宿泊者全員が警察に通報せず自分たちで犯人探しをすることを同意するという、かなり緊迫感があるもの。
それなりにその展開は納得できるもので、かつプロの暗殺者がその中に紛れ込んでいて、同じく宿泊客の依頼者も顔を知らない、とたたみかけてきます。
本格ミステリ好きな方は是非。
私は生ぬるいラストも好みでした。
| [国内作家:あ行]石持浅海 | 21:42 | comments(0) | - |
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