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遺伝子捜査官アレックス 殺意の連鎖/ローリー・アンドリューズ、大野尚江訳
軍が運営する病理学研究所AFIPに勤務する遺伝子学者アレックス・ブレーク。
スペイン風邪ウィルスのゲノム解析という自分の研究に専念していた彼女は、新所長の就任で、予想外の任務に就く。
海軍基地の周辺で次々に女性が襲われる連続殺人事件の遺伝子捜査に駆りだされたのだ。
反発しながらも、徐々に捜査へのめりこむアレックスだが……専門知識を武器に、体当たりの捜査に、そして危険な恋にも挑む、新ヒロイン登場


スペイン風邪ウイルスのゲノム解析のため軍が運営する病理学研究所AFIPに招かれた科学者アレックス・ブレークは、しかし、所長に厳格な軍人であるワイアット大佐が就任したことによって、予想外の任務を命令される。
就任するはずだったFBI長官の座を失ってAFIPにやってきた新所長は、その対抗心から、話題の連続絞殺魔を追いかけることを決定。
その捜査でDNA解析を担当することを命じられたアレックスは、当初は気が進まないものの、命令に逆らえずに参加するうちに事件にのめり込んでいく。
同時に、デイヴィッド・ソーンというやり手の下院議員と恋に落ちるが、彼の前の恋人は現FBI長官。
そして事件が……というストーリーです。

よくできたサスペンス作品でした。
恋と事件が絡む展開も無理がなくて良し、かつ著者が遺伝学の権威ということもあってかDNA鑑定のアレコレが自然に捜査に関係してきて、説明もわかりやすいですし、読みやすい展開と文章だったと思います。
セオリー通りだなぁという部分もありましたが、ハリウッド映画のお決まりのようなものかと思えばご愛嬌。
それに、私自身は嫌いではありません。
2時間サスペンスドラマの断崖のようなもので(と書くと笑えてしまう人も多いかも?)

ただ、主人公の性格は微妙にうざい……。
バリバリのキャリアウーマンを想像していただければありがたいという感じで、もちろん私生活では父親が戦死した過去を引き摺ったり、短期間の恋しか出来ないことを嘆いたりはしているのですが、これに感情移入できる程、私は自分自身に自信が持てていないぞ?と思っちゃいました。
まあ、これもこのタイプのサスペンスではお約束なヒロインかもしれませんが。

こういう作品を読みたい!と思って手に取ったせいもあるのでしょうが、かなり楽しめた作品だったと思います。


JUGEMテーマ:読書
| [海外作家:A〜E]ローリー・アンドリューズ | 18:48 | comments(0) | - |
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