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十三の呪 死相学探偵 1/三津田信三
評価:
三津田 信三
角川グループパブリッシング
¥ 660
(2008-06-25)
幼少の頃から、人間に取り憑いた不吉な死の影が視える弦矢俊一郎。
その能力を“売り”にして東京の神保町に構えた探偵事務所に、最初の依頼人がやってきた。
アイドル顔負けの容姿をもつ紗綾香。
IT系の青年社長に見初められるも、式の直前に婚約者が急死。
彼の実家では、次々と怪奇現象が起きているという。
神妙な面持ちで語る彼女の露出した肌に、俊一郎は不気味な何かが蠢くのを視ていた。
死相学探偵シリーズ第1弾!


死相学探偵シリーズ第1弾。

人の死を視ることができる能力故に実の母からも疎外された過去を持つ俊一郎は、拝み屋をしている祖母の手伝いをしていたのだが、成人したのを期に、その時に出来た人脈と自分の死を視ることのできる力を利用して東京で探偵事務所を開く。
そこへやってきた依頼人の紗綾香を一度は追い返したものの、再会した時には彼女は「死」を纏わり憑かせていた……というストーリーです。

読んではいけないものを続けて読んだ気がしました。
「心霊探偵八雲」の2巻と同時に買って、間髪入れずに続けて手に取ってしまったのです(なので感想も続けてとなってしまいました)
物凄い既知感がありました。
方や人の魂を見ることが出来、方や死を知ることが出来る。
どちらも周囲から孤立し、母に疎まれ、そして嫌々ながら探偵めいたことをすることに……と、基本設定がよく似ているのです。
「心霊探偵八雲」の方が、何となく良い話に持っていこうとしているのと異なり、こちらはホラー文庫から出版されているだけあっておどろおどろしい雰囲気は強いですが、レーベルと著者により想像していたよりかなりライト。
人間関係もドロドロしているようでセオリー通りと申しましょうか、深みはないですし、ミステリとしてみても完成度は高いとはいえない。
そのあたりで余計に「似ている」と思ってしまうのでしょう。
ということで、「心霊探偵八雲」が凄く好きで同じような作品はないの?と探している方にはオススメで、「心霊探偵八雲」をまったく知らないで軽い心霊物ミステリが読みたい方にはほどほどに、そして知っていて特に好きなわけではない方には要注意です。
シリーズ化の予定ということなので、私はとりあえず2巻が出たら買ってみようとは思っております。


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| [国内作家:ま行]三津田信三 | 01:10 | comments(0) | - |
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