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蠱猫 人工憑霊蠱猫/化野燐
妖怪を具現化する力を持つ禁断の書、『本草霊恠図譜』。
図書館の片隅の古びた土蔵から、美袋小夜子(みなぎさよこ)がこの書を発見したことで、学園都市は戦いの舞台へと変貌する。
“蠱猫とは?
“有鬼派”とはいかなる者たちか?
穏やかで近代的な学園都市が激しく凄惨で果てない対決の嵐の中に。
妖怪伝奇小説登場!!


人工憑霊蠱猫シリーズ第1弾。

対立していた父亡き後、祖父のコレクションの魅力に負けて実家・美袋家に戻った小夜子は、美袋学園で司書をしながらその整理をしていた。
しかし、隠し扉の向こう側で見つけたのは『本草霊恠図譜』という禁断の書。
そのため小夜子は、その書を使い妖怪を具現化させようというグループに狙われることに……というストーリーです。

設定は非常に面白いのですが、文章にまったく魅力がなくて、結果登場人物たちにも愛着を感じられないまま1巻が終わってしまいました。
加えて、設定を読者に説明しなければならないのはわかりますがもうちょっと物語として上手い構成に出来ぬものかと、頭を抱えたい気分に……。
鬼神についての膨大なコレクションを遺した美袋家の先々代が隠した禁書の争奪戦が学園都市で行われる(戦うのは大学の司書やら総務課職員やら研究員やら)というコンセプトに妖怪を混ぜて物語にする発想は素敵なのです。
しかし小説としてどうかといわれると、どうしても無理でした。
文章にそれほど期待せずともよい方で、妖怪に興味があって、伝奇小説がお好きな方にはおすすめですが、私のように読みにくさを感じた時点で評価がぐっと下がってしまうタイプには要注意です。


JUGEMテーマ:読書
| [国内作家:あ行]化野燐 | 22:10 | comments(0) | - |
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