スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
雪の夜話/浅倉卓弥
評価:
浅倉 卓弥
中央公論新社
¥ 660
(2007-10)
高校時代、試験勉強に疲れて抜け出した夜の公園で、僕が出会った雪と戯れる不思議な少女――その後デザイナーとして活躍する僕だが、ふとしたことから帰郷することに。
そしてまた雪の夜、まるで変わらない彼女と再会して……。
白い雪に覆われた現代の寓話。


試験勉強の途中、煙草を吸いたくなった「僕」は家を抜け出し、通りかかった公園で雪と遊ぶ少女と出会う。
一緒に遊び、十五歳で近所に住んでいるという少女とは二度と会うことはなかったが、その強烈な思い出は残っていた。
大学を卒業し東京で就職した「僕」はしかし……というストーリー。

別に読んでも読まなくてもいいかな、という感じの話でした。
中盤で東京で主人公がデザイナーとして働いているあたりの描写は面白かったです。
彼の「浮き」具合もありそうでなさそうで、いい。
会社組織のどうしようもなさも。
しかし帰郷してしまってからが、駄目。
著者による命の解釈も気持ちが悪いし、雪の少女も魅力的ではないし、主人公の妹がこれまたこうるさい女で不愉快だし、何だか読んでいて疲れてしまいました。
この程度の内容ならば短編でスッキリ書いてくれたら良かったのではないでしょうか。
お話の山場のなさも、だらだらと続いて読みにくい文章も、どうしても子供っぽいとしか思えず魅力がない主人公も、もうちょっと短ければ読めた気がします。


JUGEMテーマ:読書
| [国内作家:あ行]浅倉卓弥 | 17:36 | comments(0) | - |
| 1/1PAGES |