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聖なる遺骨/マイクル・バーンズ、七搦理美子訳
評価:
マイクル・バーンズ
早川書房
¥ 945
(2007-06)
エルサレムにある聖地、神殿の丘。
イスラエル領内になりながら、イスラムの評議会が管理するこの地に武装集団が侵入、貴重な遺物を奪い去った。
イスラム側、イスラエル側がそれぞれ送った調査員は、骨箱が奪われたことを知る。
その骨箱は密かにバチカンに運び込まれ、遺伝学者シャーロットと人類学者ジョバンニが、骨箱に収められた遺骨を調べ始める。
やがて明かされる驚愕の事実とは?
複雑な謎と陰謀が交錯する注目作


シリアの政治家で交渉やパイプ役を務めることの多いラザークは、神殿の丘を管理するワクフからモスクを爆破し遺物を盗んでいった集団の特定を依頼される。
それに異教徒であるイギリス人考古学者バートンとあたることになってしまう。
その頃、遺伝学者のシャーロットはバチカンにある骨を検証するよう依頼され、人類学者のジョヴァンニと調査を開始するが……というストーリーです。

中盤までは面白く読みました。
盗まれた骨箱が一体誰の遺骨をおさめていたのかはすぐに想像がつきますが、それがどう決着するのかは、正直どっちでも良いことです。
偽者だろうが本物だろうが。
イスラエルとバチカンと、様々な場所で謎が少しずつ解明していく様子を楽しむのが、この手の歴史ミステリの良さです。
そのオチが微妙でした……。
なんだか、物凄くあっさり。
イスラエル(ワクフ)側はともかくバチカン側のラストは想像した斜め上をいってくれて非常に良かったのですが、それ以上に肝心の骨に関するオチが、それでいいの?っていう感じです。
とりあえず著者はキリスト教徒なんだろうな、と思いました。


JUGEMテーマ:読書
| [海外作家:A〜E]マイクル・バーンズ | 10:59 | comments(0) | - |
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