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機長からアナウンス第2便/内田幹樹
霧や雪の中での離着陸、機体への落雷、車輪が出ない、急病人発生!……飛行機に乗ると、誰でもヒヤリとしたことがあるはず。
そんな時、コクピットの操縦士たちはどのような会話をして、アクシデントに対処しているのか。
元機長の作家がこっそりあなたに打ち明けます。
操縦ミス、名物機長やCAさんのこと、制服、機内食、空港の話も盛り込みました。
大好評の航空エッセイ第2弾。


元機長による肩の凝らないエッセイ、第2弾。

再読です。
第1弾から続けて読むと、ちょっとこちらの方が真面目かな、という内容です。
前回より故障や事故、セキュリティに関することに多く書かれているせいでしょう。
第2章の「とにかく無事に着陸させる」ではエンジン4機すべてが停止してしまった場合などのトラブルが描かれているのですが、特に車輪が出ない場合は少し前にあった高知での胴体着陸を思い出しました。
あの時中継を見ながら、そしてその後も解説の専門家の方の話を比較的よく理解できたのはこのエッセイを読んでいたせいかもしれません。
「緊急着陸の際には燃料を捨てなければならない」なんて、テレビで解説される度に「知ってるよそんなこと」と思っちゃいます。
避けて通れないハイジャックの話もあります。
それでも楽しくおかしく読めるエッセイというコンセプトはそのまま。
スチュワーデスさんもといCAのお話や、凄腕機長の話はやっぱり面白いです。

その中で気になったのは、落雷の話。
第1弾の方の感想で書いておりますが、私は乗っていた飛行機に落雷して恐怖した経験があるので、やっぱり機長さんでも怖いんじゃん!と。
あと、安全対策での話の中でのものですが、新幹線の座席が危ないという指摘ですね。
新幹線安全神話に心酔している(というか飛行機が怖いので結果遠方には新幹線で行くしかない)身としましては、「時速200キロ以上で走るのにシートベルトなしでいいの?」という素朴な疑問には、確かになぁと思いました。
他、旧日本軍の空港は良いという第1弾から続くお話も。
交換したいと書かれている横田と成田ですが、横田の上空規制は少し緩和されましたよね。
それが現場ではどういう評価だったのか、ぶっちゃけ話を聞いてみたかったものです。


JUGEMテーマ:読書
| [国内作家:あ行]内田幹樹 | 19:35 | comments(0) | - |
機長からアナウンス/内田幹樹
旅客機機長と言えば、誰もが憧れる職業だが、華やかなスチュワーデスとは違い、彼らの素顔はほとんど明かされない。
ならばと元機長の作家が、とっておきの話を披露してくれました。
スチュワーデスとの気になる関係、離着陸が難しい空港、UFOに遭遇した体験、ジェットコースターに乗っても全く怖くないこと、さらに健康診断や給料の話まで――本音で語った、楽しいエピソード集。


「肩の凝らない、それでいておもしろいエッセイを」というリクエストのもとで書かれた、元パイロット作家によるちょっとした飛行機の裏話……という内容です。

再読です。
私は飛行機が大嫌いです。
初めて乗った東京から地元へ帰る便は大荒れ天気+飛行機に雷が落ちて機内真っ暗、私は真っ青というもの。
二度と乗らない海外も行かないと誓ったものの、数年前に北海道へ行く際に乗らざるをえない状況となり、緊張のあまり酔いまくってトイレに缶詰。
帰りも飛行機というのが嫌で「一人で電車で帰るー!!!」と大騒ぎして呆れられた記憶が新しいぐらいの飛行機嫌いです。
そんな私でも、ちょっと乗ってみたいと思わせてくれる部分もある楽しいエッセイでした。

やはり一般の人にはわからない分野のスペシャリストによる軽い暴露話というのは面白いですね。
冒頭の、スチュワーデスさん(今はキャビンアテンダントというのが正しいようですが、さわりが良い方を使うという著者に従います)との食事に関するバトルは思わず吹きだしてしまうようなノリで、あっという間に引き込まれてしまいました。
それだけでなく真面目なものもあります。
「着陸より離陸の方が難しい」という話や、管制や航空行政への意見は知らなければできないことでした。
ちょっと軽すぎるかな、と思わないでもないですが、気楽に読めるエッセイというコンセプトを考えれば出来た作品です。


JUGEMテーマ:読書
| [国内作家:あ行]内田幹樹 | 17:26 | comments(0) | - |
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