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秋の猫/藤堂志津子
秋の猫
秋の猫
藤堂 志津子

男はもうこりごりと思った私は、ついに念願の猫を飼うことにした。
が、二匹のうちの一匹がどうしてもなつかない。(表題作「秋の猫」)
夫婦で犬を飼い始めたとたん、仕事は順調、夫は女をつくった。
いざ離婚というときに、夫も私も犬の親権を主張して譲らない(「幸運の犬」)
ほか、犬や猫との交流をとおして、心を癒され、孤独の寂しさを埋めてゆく男女を描く、心温まる短編集。


第16回柴田錬三郎賞受賞作。
収録は
「秋の猫」「幸運の犬」「ドルフィン・ハウス」「病む犬」「公園まで」
の計5編。
可愛いだけじゃない女たちのストーリーが、するっと入ってきて読みやすい作品です。
主人公の女性たちは、何も男や恋愛をあきらめてペットにのみ執着しているわけではありません。
そのあたりの心の動きが、粘着質にならずに描かれているところが良いです。
好きなのは「幸運の犬」と「病む犬」
共にラストシーンが好きです。
| [国内作家:た行]藤堂志津子 | 18:54 | comments(0) | - |
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