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星空の二人/谷甲州
深宇宙で作業に取りくむ男性航宙士と情報プールを介して出会った女性航宙士との、時空を超えた切ない心の交流に魂が揺さぶられる書き下ろし表題作をはじめ、異星生命体とのさまざまな遭遇を描く「緑の星」「星の夢に」「彷徨える星」「繁殖」、破天荒な宇宙論SF「五六億七千万年の二日酔い」「スペース・ストーカー」、航空宇宙軍史初期作品を全面改稿した「ガネッシュとバイラブ」、ロマンチックでハードな宇SF全8篇を収録。


短編集で
「緑の星」「星の夢に」「五十六億七千万年の二日酔い」「彷徨える星」「繁殖」「スペース・ストーカー」「ガネッシュとバイラブ」「星空の二人」
の計8編を収録。

構成としては正統派SF短編が6編、馬鹿SFが2編です。
馬鹿SFは古代インドの宇宙観と物理学を組合わせた「五十六億七千万年の二日酔い」と月にストーカーされるというよくわからない事態を素直に受け入れる設定の「スペース・ストーカー」ですが、ジャンルとして苦手なうえに、なんだか馬鹿になりきれていない(SFだから仕方がないのかもしれませんが)印象がして中途半端でした。
これを面白いと思う方もいらっしゃるのでしょうけど……。
それもあって作品集全体としては「こんなものかな」という程度でしたが、SF読みとしては甘い私としては、やはり表題作「星空の二人」がロマンチックで良かったです。
仮想空間で出会った、立場も年齢も異なる航宙士の交流が綺麗にまとまっているかと。
また、著者の代表作のひとつ航空宇宙軍史シリーズの初期作品を全面改稿したという「ガネッシュとバイラブ」は、一番好きです。


JUGEMテーマ:読書
| [国内作家:た行]谷甲州 | 09:21 | comments(0) | - |
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