スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
猪苗代マジック/二階堂黎人
評価:
二階堂 黎人
文藝春秋
¥ 800
(2006-11)
猪苗代の高級スキー・リゾートで凄惨な連続殺人事件が発生した。
死体のかたわらには“処刑魔”の署名が入った犯行声明文が。
それは十年前の“処刑魔連続殺人事件”と同じ手口だったが、“処刑魔”はすでに逮捕され、死刑に処せられていた。
狡猾な模倣犯を追い、鉄壁のアリバイと密室殺人の謎に挑む水乃サトル。


4人の政治家や警察関係者が連続して殺された“処刑魔連続殺人事件”から10年。
すでに犯人は逮捕され、かつ死刑に処せられていたというのに、それを模倣した連続殺人事件が発生する。
スキーリゾートツアーの下見にと猪苗代を訪れていた水乃サトルは強引に捜査に入り込むが……というストーリー。

水乃サトルシリーズ《社会人編》の3作目にあたり作品だそうです。
他には短編集と、主人公のサトルが学生時代の《学生編》が3作出版されているとか。
私はシリーズの他作品を読まずに手に取りましたが、特に問題はありません。

トリックはなかなか楽しめるものでしたが(特に私のように二階堂蘭子シリーズしか読んでいなかった人間には)読みにくい!
主人公のサトルが軽薄で奇矯で、でも名探偵だというのはよくある設定でしょう。
なのに浮きまくっていて、全然物語りに入っていけません。
いわば助手の立場なのだろう、会社の同僚・由加里もいてもいなくてもかまわないぐらいですし、犯人候補たちもただただうざい。
トリックはともかく、犯人はバレバレだというのに長い物語で息切れしました。
小説作品として面白くなかったです。
| [国内作家:な行]二階堂黎人 | 16:59 | comments(0) | - |
| 1/1PAGES |