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葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。
そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして──。
あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。


スポーツジムで知り合った後輩とその知人の頼みで、蓬莱倶楽部という悪徳商法の会社を調べることになった成瀬将虎。
と同時に、麻宮さくらという女性とひょんなことから知り合い、交流を深めていくが……というストーリー。

面白かったです。
主人公の将虎は冒頭のシーンで出会い系で知り合った女性とホテルに行っていたり、それなのに乱暴な口をきいたりしていてやや不愉快なところのある男性でしたし、一人称でハードボイルドタッチなせいで読みにくいかな、と思ってしまったのですが、それは本当に最初だけでした。
過去、主人公が探偵になった頃の話が挿入されている形式も好みでしたし、文章にも違和感がなく読み進めることができました。
あちこちで絶賛されたわけがわかります。
肝心のトリックはというと、同じようなもの使った別作品をこの作品以前に読んでいたというのに、結構驚きました。
それだけでない部分もあったせいでしょう。
(その「別作品」は、本当にそれだけで引っ張ったものでしたから)
ミステリ好きの方は、あれかこれかとトリックの種類を頭に浮かべながら読んで(しかも当てて)しまいがちですが、頭空っぽで読んだ方が楽しいかと思います。
| [国内作家:あ行]歌野晶午 | 00:07 | comments(0) | - |
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