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グアルディア/仁木稔
評価:
仁木 稔
早川書房
¥ 735
(2007-04)
遺伝子管理局の知性機械により繁栄した人類文明は、ウイルスの蔓延により滅亡した。
西暦2643年、汚染された中南米の都市エスペランサは、その支配者にして知性機械サンティアゴに接続する生体端末アンヘルの力で、唯一古えの科学技術を保っていた。
レコンキスタ軍を創設した彼女は、不老長生のホアキンらと中南米平定を目論みつつ、放浪の父娘JDとカルラを密かに監視する……。
冲方丁、小川一水に続く新鋭の叙事詩大作


「黄金時代」と言われる人類繁栄の文明は大厄災によって滅び去り、中南米では人々が細々と生き残っていた。
しかし在りし日の科学技術を残す都市国家・エスペランサのレコンキスタ軍総統・解放者アンヘルによって状況は一変する。
一方、己の記憶を求める青年・JDとその娘を名乗るカルラは、黄金時代のコンピュータ・サンティアゴが人々を救うという噂が流れているコンポステーラという土地へ行く途中だという幼い兄妹と出会い、同行することにするが……というストーリー。

遺伝子改良を繰り返たかつての文明が、その結果滅びた後の世界という設定はありがちですが、舞台が中南米というのが珍しくて面白く読みました。
SFというよりライトノベル色が強いです。
内容紹介にある「冲方丁、小川一水に続く新鋭」というのは、ある意味ジャンル的に正しいかと。
しかし単純に比べると、さすがに無理でしょう。
特に文章に拙い部分が残ることが気になりました。
(デビュー作だというので、仕方がない部分もあるのでしょうが)
まあ、私はリアルではない転がるように悲劇的な展開を突き進むお話というのが好きなので、全体的には楽しみました。

上下巻完結です。
グアルディア 下
グアルディア 下
仁木 稔
| [国内作家:な行]仁木稔 | 23:16 | comments(0) | - |
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