スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
リメイク/コニー・ウィリス
評価:
コニー ウィリス
早川書房
¥ 693
(1999-06)
デジタル化された俳優を使ったリメイクばかりが製作される近未来のハリウッド。
映画マニアの大学生トムは、パーティで美しい女子学生アリスに出会った。
アステアに憧れるアリスは、実現不可能な夢を抱いていた。
いまや製作もされないミュージカル映画で踊りたいというのだ。
だが、ある日トムは、1950年代に作られた映画で踊るアリスを見つけた。
いったいどんな方法で…?
恋とダンスと映画でいっぱいの心ときめく物語。


リメイク好きなハリウッドは、ついにすでにこの世にいない俳優でさえデジタル処理で蘇らせ出演させている。
切って張ってで出来上がる映画にうんざりしながらその冒涜行為で食べている映画好きのトムは、映画関係者のパーティーでアリスに出会う。
「フレッド・アステアと一緒に踊りたい」と言う彼女に、すぐにでもデジタル技術でジンジャー・ロジャースの役が出来ると嘯くトム。
生身の映画に出る夢を追いかけるアリスと、そんな彼女の青臭い夢を笑うふりをしながら彼女に惹かれていくトムだが……というストーリー。

SFのアイデアとしては、小品。
実物を本屋さんで探していただけるとすぐにおわかりになると思いますが、本自体も薄いです。
あらすじだけでこの話を考えると、凝ったものではありません。
個人的には訳も微妙で、著者の別作品で途中で放り出したままのものもあるぐらいで、好きな作家さんではありません。
ですが、古き良きミュージカル映画を、アステアを愛する私には、直球ストライクな作品です。
(そういう意味で★が5つです)
散りばめられた映画の薀蓄に台詞の数々が嬉しくてたまりません。
読んでいる間、幸せでした。
| [海外作家:U〜Z]コニー・ウィリス | 22:05 | comments(0) | - |
| 1/1PAGES |