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猫は殺しをかぎつける/リリアン・J・ブラウン、羽田詩津子
評価:
羽田 詩津子
早川書房
¥ 630
(1988-05)
きっかけはマウス・ハウスでひらかれたディナー・パーティーだった。
グルメ記事の担当になった中年の新聞記者クィラランは、そこで昔の恋人と再会した。
彼女は今では陶芸家と結婚し、自分も女流陶芸家として活躍していた。
ところが、まもなく行方知れずになってしまったのだ。
夫婦げんかが原因の家出と思えたのだが…過去に忌まわしい事件があった邸で次々起こる怪事件。
新聞記者クィラランは、推理能力を秘めた飼い猫ココとともに驚くべき真相を掘り起こす。
アメリカ探偵作家クラブ・ペイパーバック賞候補の猫好きに捧げる新シリーズ第一弾。


新聞記者のクィラランはダイエット真っ最中だというのにグルメ記事担当になり、ネタを求めて美食家オーナーが腕を振るうというマウス・ハウスのディナー・パーティーで昔の恋人に再会する。
上機嫌のクィラランは愛猫・ココとヤムヤムを連れてマウス・ハウスにお引越し。
しかし和気藹々に見えたマウス・ハウスの内部は何だかドロドロしていて……というストーリー。

原書としてはシリーズ4作目、訳書としては1作目となる作品らしいです。
(本当のシリーズ1作目は「猫は手がかりを読む」だそうですのでご注意を)
と、説明を加えなければならない程のロングセラー・シリーズなので、きっと面白いに違いないと期待したのが駄目だったのか。
やや拍子抜けな出来でした。
もしや猫好きな方は身悶えるような描写があるのかもしれませんが、同じ猫が事件を解決するヒントをくれるなら「三毛猫ホームズ」シリーズの方が面白いよ…と思ってしまいました。
純粋にミステリとして不完全燃焼です。
謎解きは重視しないよ!と宣言したミステリだというならもっと日常が面白くなければいけないと思うのに、地の文のテンポも微妙なら主人公のクィラランの生活も単調だし、猫が謎を解く!といういわばトンデモ設定に加えて彼まで「ヒゲが事件を教えてくれる」なんて言い出したら、気持ちが悪いです。
これは私が猫好きではないせいかんでしょうか…。
残念だけど、余程読むものがなくならない限り続編は読まない気がします。
| [海外作家:A〜E]リリアン・J・ブラウン | 22:58 | comments(0) | - |
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