スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
図書館の死体/ジェフ・アボット
評価:
ジェフ・アボット
早川書房
¥ 882
(2005-03-09)
田舎町で図書館の館長を務めるジョーダン・ポティートは、身の不運を嘆いた。
前の日に口論した中年女性が、あろうことか彼の図書館で他殺体で発見されたのだ。
その被害者はジョーダンや彼の母親らの名前と、聖書からの引用を記した奇妙極まるメモを隠し持っていた。
殺人の容疑者となったジョーダンは、身の証しを立てるために犯人捜しを始めるが―アガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀新人賞を受賞した人気シリーズ第1弾。


アルツハイマーになった母を介護するため、都会での生活を捨てて故郷に戻ってきたジョーダンは、図書館で館長をつとめている。
図書館には文芸作品の一々に「神の教えに背いている」と文句を言う狂信的な女性・ベータが来るのだが、ある日ジョーダンはいつものように言い合いをし、死んでしまえば良いと言ってしまう。
その日にベータは殺害される。
言い争っていたことに加えて、死亡推定時刻にたまたま図書館に来ていたこと、凶器のバッドにはジョーダンの指紋しか検出されなかったことで、第一容疑者となってしまう。
ジョーダンは自分の身の潔白を証明するためににわか探偵業にいそしむことになるが……というストーリー。

非常に読みやすい平易な文章です。
展開もありがちなコージーミステリかと思いきや、田舎町に住む容疑者の誰も彼もが疑わしい状況になり、その後明かされる「真実」もなかなかハード。
しかし、なかなか面白かったと思う一方で、気に入らなかったのは主人公の性格のせいかもしれません。
ミステリなのですから主人公が気に入らないという理由だけで却下するのはどうなんだ、と思わないでもないのですが、どうしても感情移入できず逆にイライラする始末で。
作品としてはよく出来ていると思いますし、筋もうまいと思うので、まさしくこれは私の「趣味の問題」なのですが、ちょっと残念でした。
| [海外作家:A〜E]ジェフ・アボット | 22:04 | comments(0) | - |
| 1/1PAGES |