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聖骸布血盟/フリア・ナバロ、白川貴子
評価:
フリア・ナバロ
ランダムハウス講談社
¥ 798
(2005-09-15)
キリストの聖骸布が保管される、トリノ大聖堂で火災が発生。
焼跡から発見されたのは、“舌のない男”の焼死体だった。
その2年前同じ聖堂で逮捕された窃盗犯にもやはり舌がなく、指紋もすべて焼かれていた。
美術品特捜部部長マルコは、2つの事件の関連を疑い捜査に乗りだす。
だがこれは、やがて世界を震撼させる恐ろしい陰謀劇の序章にすぎなかった…。
聖骸布をめぐる謎と歴史のうねりが織りなす、歴史ミステリ巨篇。


聖骸布――十字架にかけられたイエス・キリストの遺骸を包んだとされる布。
その布がイエスの時代のものではないという科学的な調査結果が出てもなお、本物であると信じる人は多い。
それを保管するトリノ大聖堂で火災が発生し、その跡から舌が切り取られた男の死体が発見される。
舌を切り取る秘密組織が存在するのか?
そして聖骸布の歴史に存在する空白の2世紀と、テンプル騎士団の関わりとは?……というストーリー。

アイデアは楽しいお話でした。
「ダ・ヴィンチ・コード」で注目された海外の歴史ミステリーの1冊です。
しかし、それ以上の存在にはなれなかった作品でもあると思います。
謎や展開、また過去と行ったり来たりする構成は良いのですが、後半になるまで主人公が誰なのかもわからない程人物描写が酷い。
もしかすると翻訳が悪いせいかもしれませんが、全然感情移入できる人がいないだけでなく、区別ができなくて困惑するようなレベルで、読んでいて苦痛でした。
慣れてきた下巻は楽でしたが、面白いストーリーなだけにそれだけが残念です。

しかしこういうのを続けて読むと、「またテンプル騎士団か!」という気分に。

上・下巻完結。
聖骸布血盟 下巻
聖骸布血盟 下巻
フリア・ナバロ
| [海外作家:K〜O]フリア・ナバロ | 23:08 | comments(2) | - |
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