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人間はどこまで動物か/日高敏隆
評価:
日高 敏隆
新潮社
¥ 420
(2006-11)
ホタルが光り、蝉が鳴き、蚊柱が立つのはなぜ?―すべて、より効率的に配偶者と出会おうとする、彼らの合理的で賢い戦略なのです。
生き物は皆、生き延びて子孫を残すというのが人生の大目標。
動物行動学の第一人者が、一見不思議に見える自然界の営みを、ユーモアたっぷりに解き明かします。
私たち人間も、しっかり自然を見据えれば、本当の生き方が見えてくるかもしれません。


「春の数えかた」と同じ新潮社の雑誌「波」に連載されたエッセイを集めた第2弾。

……という以上の感想を持ちえず、色々と面白いなと思う部分はあったのですが、ちょっとがっかりしました。
もともと、同じテーマで雑誌連載をしていたものを集めると繰言が多くなり「また同じこと言ってるよ」という感想が強くなるものですが、それが2冊になると辛い。
「春の数えかた」に非常に感銘を受けたとか、彼の思想が大好きだ、とかの理由がない限りこれも読めとは言い難い感じです。

ただ、タヌキの夫婦の話は、またもや「へー」と思いました。
つがいで子育てする哺乳類では珍しい(らしい)タヌキの育児の理由が非常に現実的で納得。
| [国内作家:は行]日高敏隆 | 20:50 | comments(0) | - |
春の数えかた/日高敏隆
評価:
日高 敏隆
新潮社
¥ 420
(2005-01)
春が来れば花が咲き虫が集う―当たり前?でもどうやって彼らは春を知るのでしょう?
鳥も植物も虫も、生き物たちは皆それぞれの方法で三寒四温を積算し、季節を計っています。
そして植物は毎年ほぼ同じ高さに花をつけ、虫は時期を合わせて目を覚まし、それを見つけます。
自然界の不思議には驚くばかりです。
日本を代表する動物行動学者による、発見に充ちたエッセイ集。


春が来てどこからともなくやってくるチョウたち。
しかしカレンダーもない彼らは春をどのように知り、それを生殖のためにどう運用しているか。
というような些細ですが、気になれば不思議で仕方がない昆虫や植物たちの行動を平易な文章と自然な視線で綴ったエッセイ集です。
私は「春になれば花が咲くこと」も「そこにチョウが集うこと」も「冬をどう越しているか」も疑問に思ったことすらありませんでしたから、「へー」と思うことばかりでした。
また“自然”に関する考えは、変に偏っておらず、その点も読みやすい。
難しいことは書かれておらず、またはわざわざ書かず、淡々と読み進められます。
ただ、そのためこの分野にちょっとでも詳しい方がいらっしゃったら、特に目線が新しいわけでも文章が特別うまいわけでもないので、厳しいかもしれません。
| [国内作家:は行]日高敏隆 | 20:29 | comments(0) | - |
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