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グルメ探偵と幻のスパイス/ピーター・キング
評価:
ピーター・キング
早川書房
¥ 945
(2007-01)
古今東西の食べ物を知り尽くしたぼく、グルメ探偵が鑑定したのは人類史上もっとも高価といわれる幻のスパイスだ。
心をとろけさせる至福の香り、口じゅうに広がる極上の風味……まちがいなく本物だ。
無事に仕事を終えて緊張から解き放たれたのも束の間、スパイスがこつぜんと消え、さらに殺人まで起きて、なぜかぼくが第一容疑者に!
超一流の味覚嗅覚フル稼働で真犯人を突き止めてやる。
絶品、満腹フルコース・ミステリ。


グルメ探偵シリーズ第2弾。
ある日アメリカに渡ってスパイス専門店を経営し成功している旧友から電話がかかってきて、幻と言われて久しいスパイスの鑑定を頼まれる「グルメ探偵」
最高級のホテルに、当然のことながら日当も出て、幻のスパイスを鑑定出来るとあっては黙っていられず、急遽ニューヨークへ。
無事鑑定が終わってほっとしたかと思ったら、問題のスパイスが行方不明になり、ロンドンに帰れなくなってしまう。
そして殺人まで……というストーリー。

びっくりしたことに、第1弾の「グルメ探偵 特別料理を盗む」より、格段に面白いです。
1作目より2作目が面白いって珍しいシリーズですね。
著者がうまくなったのか、それよりもグルメ探偵が前回のような間抜けなだけでなくきちんと捜査しているせいか、とにかく満足しました。
形式としては同じです。
「グルメ探偵」と名乗ってはいても、私立探偵のライセンスを持っているわけでもなければ怖がりで銃なんか持ったこともない主人公が事件に巻き込まれ、これまた同じような美しい警察官の女性を半ば相棒にして、あっちへウロウロこっちへウロウロ。
事件に頭を悩ませながら、美味しそうか各国料理の食事シーンも当然頻出。
1作目がお気に入られましたら、是非続けて2作目も、と言いたくなります。

しかし、個人的に一番驚いたのは銃の描写。
殺人に使用された銃の種類を推理するのに、「日本製の模造品か」という箇所があるのです。
日本国内のサスペンスやハードボイルド、謀略小説なんかで出てくる銃は決まってロシア製か中国製。
それが「本場」ニューヨークを舞台にしたミステリ小説で、アメリカ人作家が「日本製」と名前を出すのですから、日本人が思っている以上に銃と日本は「親密」なのかもしれません。
| [海外作家:K〜O]ピーター・キング | 22:58 | comments(0) | - |
グルメ探偵 特別料理を盗む/ピーター・キング、武藤崇恵
評価:
ピーター キング
早川書房
¥ 903
(2006-05)
ぼくはグルメ探偵。
料理関係が専門で、ライバル店で大人気の特別料理のレシピを探り出すという依頼を受けたところだ。
さっそく店で至福の味を堪能し、独自の技を駆使して食材、調理方法を突きとめた。
調査結果を依頼人に伝えてひと息ついていると、次の依頼人が……あの料理を作ったシェフじゃないか!
店の営業妨害をしている人物を見つけてくれ?
それって、ぼくのことか!
食欲を刺激する美食満載の新シリーズ登場。


グルメ探偵シリーズ第1弾。
主人公はグルメ探偵。
「探偵」とはいえ、失踪人を探したり事件に関わったりはせず、あくまで美食に関する依頼を受けるだけ。
中世の食事を再現するのに協力したり、幻といわれるスパイスを探し出したり、そういう「探偵」である。
それなのに、ライバル店の特別料理のレシピを盗み出して欲しいという依頼を受けてしまった時から、妙な事件に巻き込まれることになり……というストーリー。

殺人事件は発生しますが、あくまでのんびり。
それは主人公が正式な探偵役ではなく狂言回しであること、わりと間抜けな性格であること、それに殺人事件よりグルメの方に興味があることがみえみえだからでしょうか。
まあ出てくるは出てくるは、様々な料理にはお腹が鳴りそうでした。
シリアスな物語が読みたいという方にはおすすめしませんが、ミステリと料理の薀蓄と二度味わえる作品でした。
| [海外作家:K〜O]ピーター・キング | 16:54 | comments(0) | - |
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