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巡礼者たち/エリザベス・ギルバート、岩本正恵
評価:
エリザベス ギルバート
新潮社
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(2005-01)
オンボロ車でふらりと牧場に乗りこんできたカウガール、友人の姉と恋におちる15歳の少年、泥棒を殺害した移民と奇術師の友情、トラックが故障してひまわり畑で立ち往生する兄妹――表舞台とは無縁の彼らにも人生の落とし穴があり、喜びと悲しみの溢れる一瞬がある。
孤独、挫折、そして愛をかみしめながら生きる人々の姿を、シンプルな文章と独特のリズムで丁寧に描いた短篇12作。


短編集で
「巡礼者たち」「エルクの言葉」「東へ向かうアリス」「撃たれた鳥」「トール・フォークス」「着地」「あのばかな子たちを捕まえろ」「デニー・ブラウン(十五歳)の知らなかったこと」「花の名前と女の子の名前」「ブロンクス中央青果市場にて」「華麗なる奇術師」「最高の妻」
の計12編を収録。

そのどれもが力強い印象を与える物語でした。
特に大きな事件があるわけでもなく、ちょっとした日常の一部に、登場人物たちが悩み悲しみ喜び過去に思いをはせる様は、普遍的です。
それに主人公たちはどこか間抜け。
自分を間抜けだと思ったことがない人はいないでしょうし、そんな人に感情移入できないわけがありません。
12編のうちだと後半の作品が好きですが、特に最後の「最高の妻」はいいです。
| [海外作家:F〜J]エリザベス・ギルバート | 10:25 | comments(0) | - |
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